BTS（防弾少年団）のジミンの「Lie（ライ）」がクラシック放送で「K-POPの傑作」として再び光を浴びた。
先月8日、KBS クラシック FM「生生クラシック」の「あなたはすでにクラシックを知っています！」のコーナーでジミンの初のソロ曲「Lie」が詳しく取り上げられた。
「Lie」は、2016年に発売された防弾少年団の正規2集アルバム「WINGS」に収録されたジミンのソロ曲で、スペインの最高の現代作曲家マヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla)のオペラ「はかなき人生(La Vida Breve)」の「スペイン舞曲第1番」をサンプリングしたクラシックの旋律にジミンのパワフルで深い感情の声が融合し、「K-POP名曲」と評価されてきた。
さらに、偽りに堕ちた少年の内面を情熱的かつ悲痛に表現した「Lie」の独特の高難度パフォーマンスは、ジミンの優れた表情演技と共にアイドルダンスを芸術に昇華させた「ジミンジャンル」の端緒として挙げられるだろう。
この日の放送では、「Lie」がBGMとして流れる中で、「不安に揺れ動く旋律で始まるこの曲は、まさにK-POPスターの称号が最も似合うBTSのメンバージミンのソロ曲で、ジミン自らが作詞・作曲に参加したこの曲は、国内外のファンから『K-POPの傑作』と呼ばれ、累計ストリーミング回数が2億回を大きく超える快挙を成し遂げた」と紹介された。
また、ジミンの「Lie」は米国カンザスの音楽専門学校クレセンド(Crescendo)で創作バレエとしても披露され、「K-POPに合わせて踊る赤いドレスのバレリーナたちの姿は、革新と優雅さが感じられる新しくも美しいシーンだった」と述べられた。
他のジャンルにも影響を与えながら優れた音楽性を示し、K-POPパフォーマンスの地位を高めた「Lie」は「アイドルのバイブル」として多くの後輩たちにカバーされ、ファンが「オリジナルのみが成し得るパフォーマンス」と評価し1位に輝く一方で、また「ベストアイドルサンプリング曲」1位にも輝き、話題を呼んだ。
一方、ジミンの「Lie」は、グローバル音楽ストリーミングサービスSpotifyで2億3900万ストリームを超え、米国で50万回以上の販売でゴールド認定を受け、国内音楽プラットフォームMelonでは4月11日現在、「WINGS」と「YOU NEVER WALK ALONE」のアルバムバージョンの合計で4900万回を達成し、発売から7年経った今でもK-POPの伝説的名曲として愛され続けている。
