防弾少年団(BTS)のVがアメリカの「iHeartRadioミュージックアワード2024」で「最優秀デビューアルバム(Favorite Debut Album)」部門を受賞し、人気を輝かせました。
Vは昨年リリースされたソロアルバム「レイオーバー」(Layover)で、アメリカ・ロサンゼルスで開催された「2024 iHeartRadioミュージックアワード」において「最優秀デビューアルバム(Favorite Debut Album)」部門を受賞し、兵役期間中にもかかわらず熱い人気を証明しました。
2014年から始まった「iHeartRadioミュージックアワード」は、アメリカのオンラインラジオ放送局iHeartRadioが主催する授賞式で、一年間iHeartRadioの放送とアプリケーションで最も多く再生されたアーティストと曲などに対して賞を授与します。
今年はKポップ部門が3つ新設され、国内のほとんどの歌手が該当部門の候補に含まれました。「レイオーバー」はKポップ部門ではなく、世界中からリリースされた10のアルバムがノミネートされた「最優秀デビューアルバム」部門で、韓国のアルバムとしては初めて受賞しました。
特にVは、アメリカ国内で一切のプロモーションを行わなかったにもかかわらず、該当部門を受賞して、ソロアーティストとしての存在感を放ちました。
「レイオーバー」は、従来のKポップでは見られないポップR&Bジャンルを基にしたアルバムで、Vの音楽的特性と感性が溶け込んだアルバムで、グループのメンバーとしてだけでなく、ソロ歌手としての競争力を証明しました。
「レイオーバー」はアメリカのビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」に2位で入り、歴代Kポップソロ歌手の最高成績を更新しました。イギリスのメディアTimeoutが選出した「2023年の最高のアルバム30選」に選ばれるなど、高い完成度を誇り絶賛されました。
ローリングストーンは、アルバムに収録された「レイニーデイズ」(Rainy Days)を「2023年最高の歌100選」にKポップソロ楽曲で最高位の58位に選出しました。
ビルボードは「レイオーバー」の紹介文で、ジャズやローファイ(Lo-Fi)ソウルを愛するオールドソウルのVの趣向と、幼い頃にサクソフォンを演奏していた彼の過去を通じて、該当アルバムが誕生したこと、防弾少年団のアルバムとはかなりの差があり、Vならではの領域を示していると高く評価しました。