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BTSジョングクの帽子を1000万ウォンで売った外交部元職員、販売容疑認める

グループBTS(防弾少年団)メンバーのジョングクが着用してなくした帽子だと主張し、ある帽子を販売しようとした外交部の元職員A氏が容疑を全て認めた。

7日、ソウル瑞草警察署は「外交部の前職職員A氏に対する対象者調査を全て終えた」とし、A氏が容疑を全て認めたと明らかにした。

警察はBTS所属事務所のハイブから今月初め、「その場所(外交部)で帽子をなくしたのは事実だ」という趣旨の答弁を受け、A氏を立件して取り調べた。

A氏は先月17日、中古取引サイトに自身を外交部職員だとし「BTSジョングクが直接かぶった帽子販売」という題名で該当の帽子の販売価格を1000万ウォンに設定し掲載した。

A氏は「昨年9月頃、該当帽子を習得した」として「BTSがパスポート作りにパスポート課に訪問した時、待機スペースに置いてあった」と習得経路を明らかにした。 続けて彼は「紛失物申告後6ヶ月間探す電話や訪問がなく習得者が所有権を獲得した」と説明した。

この帽子の状態でA氏は「BTSジョングクが直接かぶったバケットハットで、かなり使用感がある状態」として「お金を払っても手に入らない物」と強調した。 これと共に彼は「世界的に有名な歌手なので所蔵価値はより一層上がると予想する」として「宅配取引のみ可能。価格調整なし。 未来には現在の価格以上の価値があると思う」と書いた。

A氏が外交部職員であっても、そうでなくても所有権主張と1000万ウォンというとんでもない販売金額などの内容で問題になりかねず、議論が起きた。

警察は、該当の帽子が実際にジョングクのものであれば、A氏に占有離脱物横領の疑いを適用する方針だと話した。 ただ、A氏が遺失物を管理する職員だったとすれば、業務上横領の疑いが適用される可能性もある。 占有離脱物横領は1年以下の懲役や300万ウォン以下の罰金で処罰されるが、業務上横領は10年以下の懲役や3千万ウォン以下の罰金で処罰される重犯罪だ。

警察関係者は「現在捜査中だが具体的罪名に対しては法理検討中」と伝えた。

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